飼い主犬用シャワーヘッドの種類や効果が知りたいな…
おすすめ商品はどれ?
犬用シャワーヘッドには、大きく分けて3つのタイプがあります。
マイクロバブルタイプ、シャンプー泡が出るタイプ、そして一般的なペット専用タイプ。
それぞれ洗浄力や使い勝手に違いがあって、愛犬のサイズや皮ふや被毛の状態、そして予算によって、向き・不向きが変わってきます。
ちなみに、わが家ではマイクロバブルを使い始めてもう7年以上。



最初は半信半疑だったけれど、今では手放せない存在だよ!
「本当に意味あるの?」「結局どれを選べばいいの?」
そんなモヤっとした疑問に、できるだけわかりやすく答えていきます。
読み終わる頃には、シャンプー時間が少しだけ楽になるヒントが見つかるはずですよ。
この記事でわかること
- 3タイプそれぞれの特徴と選び方
- おすすめ製品4選の比較
- 効率よく使うためのちょっとしたコツ
※ その他おすすめグッズはこちら「犬シャンプーの便利グッズ15選」
※本記事の掲載商品の内容や金額は、2025年12月16日時点の調査結果に基づいています。
犬用シャワーヘッドの種類と特徴


犬を快適に、そして手早く洗うために作られている犬用シャワーヘッド。
一見、似ているようですが、じつは個性があって、使い心地も違うんです。
ここからは、犬用シャワーヘッドの基本を見ていきましょう。
- 犬用シャワーヘッドの種類
- マイクロバブルシャワーヘッド
- シャンプー泡が出るシャワーヘッド
3種類の犬用シャワーヘッド
マイクロバブルシャワーヘッド
超微細な気泡を発生させて、汚れを浮かせて落とすタイプです。
価格帯: 5,000円~40,000円
シャンプー泡が出るシャワーヘッド
シャワーヘッドから泡立ったシャンプーがそのまま出てくるタイプ。
泡立てる手間がなくなります。
価格帯: 20,000円前後
通常のペット専用シャワーヘッド
価格が手頃で扱いやすいものが多く、水流調整やブラシ付きが人気です。
価格帯: 2,000円~3,000円
この3種類の中でも、とくに人気が高いのはマイクロバブルタイプとシャンプー泡が出るタイプ。
ここからは、この2つに絞ってくわしく見ていきます。
マイクロバブルシャワーヘッドの効果とデメリット
マイクロバブルシャワーヘッドは、シャワーヘッド内で水と空気を混ぜ、超微細な気泡を発生させます。
その気泡が被毛の根元にまで入り込み、強くこすらなくても汚れを取り除いてくれます。
効果(※)
- 優れた汚れ落ち:小さな気泡が毛穴の奥まで届き、汚れを吸着・除去
- ニオイ除去:皮ふや被毛に残るニオイの原因を洗い流す
- 低刺激設計:気泡の力で汚れを取るため、刺激が少ない
- 保湿効果:気泡が肌のキメまで水分を届ける
※参考:愛犬の毛並みを豊かに導く|一般社団法人ファインバブル産業会
:愛犬をニオイのトラブルから守る|一般社団法人ファインバブル産業会
実際の効果
わが家で7年以上使っていますが、とくに洗浄力に感動!
お湯だけでも大体の汚れは落ちます。
愛犬は、シャンプー剤で乾燥とかゆみが出てしまう皮ふよわなワンコ。
だけど、少量のシャンプーやお湯だけで洗えるようになったため、「乾燥ナシ・毛もふさふさ」状態に戻りました。
※くわしい体験談は、【ミラブル実体験】犬にやさしさ効果あり!ペットを守る正しい洗い方で紹介しています。
デメリット
- コストが高め:予算は5,000円〜40,000円あたり
- 乾燥の可能性:洗浄力が高いため、入浴後の保湿ケアが必要になることも
- 温度が下がりやすい:ミスト水流は外気温に左右されやすい
皮ふがデリケートな犬にも使える?
皮ふが敏感な犬にこそ向いています。
ゴシゴシこすったり、強力なシャンプーを使わなくても汚れを落とせるため、皮ふへの負担が減ります。
※くわしくは、 マイクロバブルシャワーヘッドの効果とおすすめ5選も参考にしてください。
シャンプー泡が出るシャワーヘッドの効果とデメリット
シャワーヘッドから泡状のシャンプーを直接吹きかけられるため、洗浄がスピーディです。
効果
- しっかり洗浄:泡が毛の間に入り込み、汚れを浮かせる
- 手間の軽減:事前に泡立てる必要がない
- 作業効率アップ:泡が被毛の奥まで素早く届く
デメリット
- シャンプー選びが必要:粘度のあるシャンプーが向いている
- 初期コストが高い:本体は20,000円前後
- シャンプーの消費量:通常より多く使う可能性もあり
※くわしくは、【効率UP】犬用泡シャワーヘッドとは?【シャワニーの口コミ・使い方】をご覧ください。
犬用シャワーヘッドの選び方
愛犬に合ったシャワーヘッドは、以下の4項目を基準に選ぶのがおすすめです。紹介した商品は、次のパートでくわしく解説します。
犬のサイズで選ぶ
- 小型犬:コンパクトで軽量なヘッド(ボリーナペットケアなど)
- 中型犬:標準サイズのヘッド(ミラブル、リファなど)
- 大型犬:水量がしっかりあり、広い範囲を洗えるタイプ
皮ふの状態で選ぶ
- 敏感肌・乾燥肌:マイクロバブルタイプ
- 脂性・ニオイが気になる:高洗浄力のマイクロバブルタイプ
- ノーマル肌:通常のペット専用シャワーヘッド
予算で選ぶ
- 2,000円~3,000円:基本機能の通常タイプ
- 5,000円~15,000円:マイクロバブルのエントリーモデル
- 20,000円~40,000円:高機能マイクロバブルや泡シャンプー対応
使用目的で選ぶ
- 効率重視:シャンプー泡が出るタイプ(シャワニー)
- 洗浄力重視:高性能マイクロバブル(ミラブル、リファ)
- コスパ重視:通常のペット専用、またはエントリーモデル
- シャワー嫌いな犬:水流が穏やかなマイクロバブル
犬用シャワーヘッドおすすめ4選と口コミ


人気が高く、口コミ評価も安定しているシャワーヘッドを紹介します。
- おすすめシャワーヘッド一覧
- リファ:美容効果もしっかり
- ミラブル:やさしく高洗浄
- ボリーナペットケア:小型犬に最適
- シャワニー:スピード重視派に
【比較表】おすすめシャワーヘッド一覧
| 製品名 | タイプ | 価格帯 | 向いている犬 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|---|
| リファ | マイクロバブル | 30,000円前後 | 全サイズ | 美容効果・高級感 |
| ミラブル | マイクロバブル | 30,000円~40,000円 | 全サイズ | 高洗浄力・敏感肌向け |
| ボリーナペットケア | マイクロバブル | 10,000円前後 | 小型犬 | コンパクト・コスパ良 |
| シャワニー | 泡シャンプー | 20,000円前後 | 全サイズ | 時短・泡立て不要 |
リファ:美容効果もしっかり
美容シャワーヘッドとして有名なリファは、犬のシャワーにも相性バッチリ。
1μm以下のウルトラファインバブルが被毛の根元まで入り込み、軽く洗うだけで汚れを取り除きます。
犬と共用しやすいモデル
- リファ ファインバブルU
- リファ ファインバブルFIT(コンパクトタイプ)
メリット
- 高級感のあるデザイン
- 泡立ちが良く、仕上がりがふわっとする
- 人も使えて美容効果が期待できる
デメリット
- 約30,000円と高価
- 製品によっては重さを感じる
口コミ
|30代女性
高級感があってデザインもステキです。犬にも使ってみたら、とても気持ちよさそうでした。泡立ちが良く、毛並みもふわふわになりました。
※くわしい口コミは、【口コミ調査】ペット用シャワーヘッドの実力公開!リファ・ミラブルなど を参照してください。
ミラブル:やさしく高洗浄
ウルトラファインバブルの代表格。汚れ落ちの確かさと穏やかな水流が特徴です。
犬と共用しやすいモデル
- ミラブル プラス
- ミラブル ゼロ
メリット
- 確かな汚れ除去力
- お湯だけでも汚れが落ちる
- 敏感な肌にもマイルド
- お風呂嫌いの改善が期待できる
デメリット
- 30,000円~40,000円と高価格
- 偽物が出回っているため購入先に注意
使用レビュー
わが家では1年以上愛用。
ミラブルに替えて、シャンプー少なめで洗えるようになってから、愛犬の皮ふの乾燥が驚くほど落ち着きました。
お湯だけで洗える日も増え、シャンプーの負担も減少しました。
※くわしくは、【ミラブル実体験】犬にやさしさ効果あり!ペットを守る正しい洗い方 を参考にしてください。
口コミ
|40代女性
ミスト水流で洗うようにしたら、かゆがることがなくなりました。シャワーを浴びてウットリしています。
ボリーナペットケア:小型犬に最適
シンプルなデザインと価格のバランスが魅力。
独自技術でウルトラファインバブルを発生させ、摩擦をかけずに汚れを洗い流します。
メリット
- マイクロバブルタイプで10,000円前後とコスパ良
- ヘッドが小さく回転するので細かい部分が洗いやすい
- 水ハネが少ない
- 軽くて手が疲れにくい
デメリット
- 大型犬だと時間がかかる
- デザインは好みが分かれる
口コミ
|30代女性
ヘッドが小さく回転するので、犬の顔やおなかの下が洗いやすいです。水ハネが少なく、とても使いやすいと感じました。
シャワニー:スピード重視派に
シャワーと同時にシャンプーの泡が出てくる珍しいタイプ。
ヘッドのスイッチで予洗い→シャンプー→すすぎを一気に進められます。
メリット
- 泡立て不要で作業時間を大幅短縮
- 泡が均一に広がる
- シャンプー使用量を抑えられる
デメリット
- 粘度の高いシャンプーが必要
- 初期費用20,000円前後
- シャンプー補充が少し手間
口コミ
|50代男性
シャンプーの泡がたっぷり出るので、洗うのがとてもラクになりました。均一に塗布できるので、シャンプーやリンスの使用量も減っています。
※くわしくは、【効率UP】犬用泡シャワーヘッドとは?【シャワニーの口コミ・使い方】で解説しています。
シャワーヘッドを使いこなす方法


最後に、犬用シャワーヘッドをできるだけ上手に使って、効率よく犬を洗う方法をお話しします。
というのも、多くの犬は多くの犬はジッとしているのが苦手。
気づかないうちにストレスを感じてしまう子も少なくないんです。
だからこそ、ポイントは「手早く、でも雑にならず」。



できるだけスピーディーに終わらせてあげることが大切だよ!
- 時短になる洗い方
- 上手に使うコツ
- おすすめのシャンプー&アイテム
※お風呂と犬のストレスについて、もっとくわしく知りたい方は、 犬のお風呂のストレスとは?原因と解消法 も参考にしてみてください。
時短になる洗い方
基本の手順
洗い方は、基本の5ステップ。
- ブラッシング
- 予洗い
- シャンプー
- すすぎ
- 乾燥
「全部ちゃんとやるのは大変そう…」と思うかもですが、この順番を丁寧にこなすほうが、結果的に時間は短くなります。
- ブラッシングと予洗いをしっかり → シャンプー時間がぐっと短縮
- シャンプーとすすぎを丁寧に → 乾燥が一気にラクに



「急がば回れ」だよ!
※ブラッシングに適したブラシ選びは、【犬の特徴に合う】おすすめブラシ12選【痛くない・お風呂用も】を参照してください。
※ドライヤーのくわしい方法は、【ストレス減】シャンプー後の犬の乾かし方【便利グッズあり】で解説しています。
お湯だけで洗うという選択
マイクロバブルシャワーヘッドを使っている場合は、じつはこんな洗い方もおすすめです。
- お湯だけで洗う
- シャンプーの量を減らす
汚れ除去力が高いので、シャンプーを洗い流す工程が短くなり、これが思っている以上に効率的。
わが家では、お湯だけで洗う回数を増やしてから、お風呂に対するワンコの「イヤイヤ感」も軽くなりました。
※お湯だけで犬をきれいに洗う方法については、【簡単】犬をお湯だけでシャンプーする方法【便利グッズあり】を参考にしてください。
上手に使うコツ
犬用シャワーヘッドは、ちょっとしたポイントを意識するだけで、使い心地がぐっと良くなります。
マイクロバブルシャワーヘッドの場合 → 温度設定は少し高めに
ミスト水流は粒子がとても細かいため、どうしても外気温の影響を受けやすくなります。
とくに冬場は、水流の温度が下がりやすくて、正直、さむ~い!となりがちです。
ポイント:
普段よりも設定温度を2〜3℃高めにすると、ワンコも寒がりにくくなりますよ。
シャンプー泡が出るシャワーヘッドの場合 → シャンプー選びが大事
基本的に粘度の高いシャンプーがおすすめです。
ポイント:
シャンプーの成分に
・グリセリン
・ラウロイルメチルアラニンナトリウム
が含まれているものは、粘度が高い傾向があります。
おすすめのシャンプー&アイテム
犬用シャワーヘッドは汚れ落ちが良い反面、皮脂を落としすぎてしまい、皮ふが乾燥しやすくなることもあります。
だからこそ、皮ふに負担の少ないシャンプーやケアアイテムを一緒に使うのがおすすめです。
おすすめの低刺激シャンプー
- アミノ酸系シャンプー:皮ふに負担が少なく、洗浄力もしっかり
- 糖アルコール系シャンプー:アミノ酸系と同じくマイルドな使い心地
- 無添加シャンプー:香料や着色料などの刺激成分が含まれていない
※具体的なおすすめ商品は、【失敗ゼロ】犬の低刺激シャンプーの選び方とおすすめ7選で紹介しています。
皮ふを守るアイテム
- 保湿スプレー:ドライヤー後に使うと、皮ふのバリア機能をサポート
- 肉球クリーム:シャワー後すぐ塗ると、しっとり感が長続き
よくある質問(FAQ)
マイクロバブルは犬に危険はない?
空気から作られる泡で洗浄するので成分的にも安心です。
シャンプーを少なくしてやさしく汚れを落とせる(※)ので、皮ふが敏感なワンコにおすすめ。
賃貸でも取り付け可能ですか?
基本的には大丈夫です。
多くのシャワーヘッドは工具不要で、思ったよりあっさり取り付けられますし、原状回復も可能です。
ただし、蛇口の形状が少し特殊な場合は、アダプターが必要になることもあります。その点だけ、事前に確認しておくと安心です。
マイクロバブルシャワーヘッドで水道代は安くなりますか?
節水機能がついている製品が多く、30〜50%ほどの節水効果が期待できます。
とはいえ、「気持ちいいから」とつい長く使ってしまうと、その分効果が相殺されてしまうことも。
ちょっと意識するだけで、結果はちゃんと変わってきます。
シャワーを嫌がる犬にも効果はありますか?
はい、効果は期待できます。
マイクロバブルタイプのミストモードは、水流が穏やかで、刺激が少ないのが特徴。
泡シャンプータイプなら時間そのものを短縮できます。
シャワーが苦手な犬にとって、「ちょっと楽だったかも」と思ってもらえるだけでも、大きな一歩です。
まとめ:犬用シャワーヘッドでお風呂を快適に!
犬のシャワーヘッドにについて解説しました。
もう一度ポイントをおさらいすると:
- マイクロバブルは洗浄力と低刺激のバランスが◎
- 泡シャンプータイプは時短したい人向け
- 愛犬のサイズや肌タイプに合わせて選ぶのが大切
シャワーヘッドを変えるだけで、シャンプー時間がグンと快適になります。
愛犬にも飼い主さんにも、無理なく使える一本が見つかりますように!











