
犬のシャンプーに使えるおすすめ便利グッズってある?



15個のおすすめ便利グッズについて解説するよ!
実際に使ってみた感想も紹介するね
この記事でわかること
- 【準備編】犬のシャンプー前にあると便利なグッズ
- 【洗い編】犬のシャンプー中にあると便利なグッズ
- 【乾かし編】ドライヤー・タオルなど便利グッズ
- 【仕上げ編】犬のシャンプー後のお手入れ便利グッズ
この記事を読めば、犬のシャンプーに役立つグッズがわかり、シャンプーの手間を減らし、犬と飼い主のストレスを軽くするヒントがわかります。ぜひ最後まで読んでくださいね!
※本記事は筆者の体験と信頼できる情報源を参考にして執筆しています。
また、掲載商品の内容や金額は、2025年7月時点の調査結果に基づいています。
【準備編】犬のシャンプー前にあると便利なグッズ


まずは、「シャンプー前」に使う便利グッズを紹介していきます。
これらのグッズを使うことで、洗う環境が整い、手際よくスムーズにシャンプーができますよ。
- ブラッシング用ブラシ
- 滑り止めマット
- 防水エプロン
ブラッシング用ブラシ
シャンプー前のブラッシング用に、「スリッカー」または「ピンブラシ」を準備しましょう。
どちらもやわらかいピンが並んだブラシで、毛の絡みを解消し、体の奥にたまった抜け毛を引き出します。
あらかじめブラッシングしておくことで、シャンプー時に毛や汚れが落ちやすくなり、洗い残しを防止します。





空気を入れるようにブラッシングするのがコツ
体の奥にある抜け毛を浮かせておけば、水流で一気に洗せるよ!
ブラッシング用ブラシの選び方
犬の毛質や体格に合わせたブラシを選ぶことが大切です。
毛の特徴 | 合うブラシ |
---|---|
長毛 | スリッカー |
短毛 | ピンブラシ、またはスリッカー |
ダブルコート | スリッカー |
さらに、被毛の状況に応じて、次のブラシも用意しておくと便利です。
- 毛が繊細でからみやすい コーム
- 換毛期 レーキングブラシ(アンダーコート除去ブラシ)
ブラシの種類や使い方、おすすめのアイテムは、でくわしく解説しています。 【犬の特徴に合う】おすすめブラシ12選【痛くない・お風呂用も】
滑り止めマット
バスルームの床や犬用バスタブに敷くマットは、犬が滑るのを防ぎ、安全にシャンプーできる必須アイテムです。
足元がヌルヌルと滑らなくなることで、犬の不安が軽くなり、リラックスしてシャンプーを受けてくれるようになります。
とくにシニア犬や足腰の弱い犬には、ぜひ用意してあげたいグッズですね。
滑り止めマットの選び方
クッション性が高く、しっかりした素材のものが望ましいです。
水抜き用の穴が開いているタイプは、水はけがよく、使い勝手もグッドです。
防水エプロン
シャンプー中にビショビショになるのを防ぐ防水エプロンもあると便利です。
ドライヤー乾燥に移るときも、エプロンをサッと外すだけだから、作業の流れがとてもスムーズ!
水を嫌がる犬や大型犬のシャンプーが格段にラクになりますよ。
防水エプロンの選び方
動きやすいデザインで、乾きやすい素材を選びましょう。
アームカバーとセットで使うと、さらに快適。
【洗い編】犬のシャンプー中にあると便利なグッズ


次に、犬の「シャンプー中」に役立つ便利グッズを紹介します。
効率よく洗えて、犬&飼い主のストレス軽減になるアイテムを集めました。
- ペット用バスタブ
- お風呂用ブラシ
- 泡立てネット・泡ポンプボトル
- ペット用シャワーヘッド
- 入浴剤
- 低刺激シャンプー
ペット用バスタブ
ペット用バスタブは、犬のサイズに合わせて設計されたバスタブです。
水抜き栓やシャワーフックが付いているものもあり、スムーズに洗えるようになっています。





愛猫用のペット用バスタブだよ
だ円形が愛猫の体格にジャストフィットして使いやすい!
ペット用バスタブの選び方
サイズと高さを確認し、愛犬が快適に入れるサイズを選びましょう。
ペット初心者には、水抜き栓・シャワーフック・滑り止め付きが便利です。
小型犬やジッとしていられないワンコは、ペット用バスタブを使うことで、洗いやすさと安全性が格段にアップしますよ。
おすすめバスタブは、でくわしく紹介しています。 100均で見つけた犬用バスタブ5選【代用品】
お風呂用ブラシ
シャンプー時に専用ブラシを使うとスピーディに洗えます。
マッサージ効果もあるので、ワンコのリラックス度も高まりますよ。
手袋型のブラシなら、直接犬に触れながらブラッシングできるため、シャンプーが苦手な犬にもおすすめです。





洗ったあとの毛の水切りにも使えて便利!
お風呂用ブラシの選び方
手にフィットし、犬の毛質に合わせた素材を選びましょう。
ピンがほどよくしなり、お手入れも簡単なシリコン素材がおすすめ。
おすすめお風呂用ブラシは、で紹介しています。 犬の特徴に合うおすすめブラシ12選【痛くない・お風呂用】
泡立てネット・泡ポンプボトル
シャンプーを効率良く泡立てるアイテム。
ペットサロンで使われてることも多いですね。
泡立ての手間が省かれるだけでなく、シャンプーの使用量も節約できるので、1つあればかなり重宝します。
ペット初心者や大量の泡立てが必要になる大型犬の飼い主にとくにおすすめ!





うちは大型犬だから、大きめの泡立てネットを使ってるよ!
泡立てネット・泡ポンプボトルの選び方
100均でも優秀な商品が見つかりますが、素材や耐久性はしっかりチェック!
泡立てネットは、サイズ、クッション性も確認しましょう。
ペット用シャワーヘッド
ペット用シャワーヘッドは、便利グッズの中でイチオシのアイテム。
高洗浄、水量調整、扱いやすい形状など、犬にストレスを与えず効率的に洗える設計になっています。
また、ペット専用ではないですが、マイクロバブル機能のあるシャワーヘッドも人気です。
犬の汚れやニオイをやさしくパワフルに落とします。





洗浄力が高いから、少ないシャンプーでも汚れが落ちるよ!
ペット用シャワーヘッドの選び方
目的に応じて、必要な機能を備えたものを選びましょう。
目的 | おすすめシャワーヘッド |
---|---|
洗いやすさ | 通常のペット専用タイプ |
時短 | シャンプー泡が出るタイプ |
高洗浄 | マイクロバブル機能タイプ |
犬用シャワーヘッドの選び方やおすすめ商品は、以下の記事を参考にしてください。
わが家で使っているマイクロバブルシャワーヘッドについての記事 ⇩
マイクロバブルシャワーヘッドについての記事 ⇩
シャンプー泡が出るタイプのシャワーヘッドについての記事 ⇩
犬用シャワーヘッドについての記事 ⇩
犬用シャワーヘッドの口コミの記事 ⇩
入浴剤
犬用お風呂の入浴剤は、皮ふや被毛をやさしくケアしながら、汚れやニオイをシッカリ落とします。
バスタブにお湯をためて使うため、シャワー音が苦手な犬やお湯につかるのが好きな犬にピッタリです。
入浴剤の選び方
成分をチェックして、目的に合ったものを選びましょう。
効果 | 成分 |
---|---|
洗浄・温浴 | 炭酸水素ナトリウム |
保湿 | セラミドNP、ヒアルロン酸Na |
皮ふトラブル予防 | プロポリス、甘草エキス |
虫よけ | アカエゾマツ精油 |
低刺激シャンプー
犬の皮ふはデリケートで、表皮は人間の約1/3の厚さしかありません。(※)
そのため、低刺激のシャンプーを選ぶことがとても重要です。
低刺激シャンプーには、やさしい界面活性剤や保護剤が含まれており、皮ふを傷めずに洗えますよ。
低刺激シャンプーの選び方
界面活性剤の種類をチェックすることで、皮ふへのやさしさを判断できます。
系統 | 界面活性剤 | やさしさ度 |
---|---|---|
アミノ酸系 | ラウロイルメチルアラニンNa、ココイルグリシンNa など | 高い |
アルキルグルコシド系 | デシルグルコシド、ココグルコシド など | 高い |
せっけん系 | 脂肪酸ナトリウム、脂肪酸カリウム など | やや低い |
硫酸エステル系 | ラウリル硫酸Na、ラウレス硫酸Na など | 低い |



とくに皮ふがデリケートなワンコは、硫酸エステル系のシャンプーは避けようね!
低刺激シャンプーのくわしい選び方やおすすめ商品はをご覧ください。 【失敗ゼロ】犬の低刺激シャンプーの選び方とおすすめ7選
【乾かし編】ドライヤー・タオルなど便利グッズ


シャンプー後の乾燥作業は時間がかかり、犬も飼い主もヘトヘトになりがちです。
乾燥作業の効率をアップし、負担を軽減してくれる便利アイテムを4つ紹介します。
- 吸水速乾タオル
- ドライヤースタンド
- ドライヤー用ブラシ
- ペット用ドライヤー
吸水速乾タオル
吸水速乾タオルは特殊な繊維で作られており、水分をすばやく吸収し、ぬれてもすぐに乾くのが特徴です。
シャンプー後にこのタオルでシッカリ水分を拭き取れば、ドライヤー時間をギュッと短くできます。





大判の吸水速乾タオルは一枚あると超使える!
たっぷり吸収して、洗濯後もすぐに乾くよ
吸水速乾タオルの選び方
犬の体格に合ったサイズを選ぶことが重要です。以下のポイントも要チェック!
- 吸水性が高いか
- 適度な厚みがあるか
- 繰り返し使っても吸水力が落ちにくいか
寒がりな犬やドライヤーが苦手な犬には、バスローブタイプもおすすめです。
ドライヤースタンド
ドライヤーを固定させるためのスタンドも便利です。
両手が自由になるので、ブラシを使いながらの乾燥がラクになりますよ。





乾燥時間が長くなりがちな大型犬やダブルコートの犬はドライヤースタンドがあるとかなりラク!
ドライヤースタンドの選び方
次の3点をチェックして、耐久性が高いものを選びましょう。
- 高さ調整ができるか
- 角度調整ができるか
- 安定性があるか
犬の乾かし方のコツは、をぜひ参考にしてください。 【ストレス減】シャンプー後の犬の乾かし方【便利グッズあり】
ドライヤー用ブラシ
ドライヤーで乾かすとき、ブラシを使うと風が被毛の奥まで届きやすくなるため、乾燥時間を短縮できます。
ブラッシング用ブラシで紹介した「スリッカー」または「ピンブラシ」がおすすめ。
ペットサロンでは、スリッカーの使用率が高いですね。
ドライヤーの風がよく通るように、やさしくブラッシングするのがコツです。



ブラシに残った毛を簡単に取り除けるタイプは、片付けもラク!
関連記事:
【犬の特徴に合う】おすすめブラシ12選【痛くない・お風呂用も】
ペット用ドライヤー(ブロワー)
ペット用ドライヤーは、風力で水分を吹き飛ばして乾かすタイプ。
熱風で乾かす一般的なドライヤーと比べて、皮ふや被毛にやさしいです。
温度や風量の調整ができるため、乾燥に時間がかかる犬、熱が苦手な犬、皮ふがデリケートな犬にピッタリです。
ペット用ドライヤーの選び方
ペット用ドライヤーは、形状や機能がさまざまです。
以下のポイントを参考に、自分と愛犬に合ったものを選びましょう。
- 静音性が高いか
- 設置型か手持ち型か
- 風量・温度の調整幅
- ノズルの向きを固定できるか
- アタッチメントノズルの付属しているか
関連記事:
【仕上げ編】犬のシャンプー後のお手入れ便利グッズ


体を洗ったあとのケアを少し加えるだけで、清潔度がさらにアップ!
「シャンプー後」の仕上げに使える便利なお手入れアイテムを3つ紹介します。
- 涙やけクリーナーとコットン
- 肉球クリーム
- 保湿ミスト・グルーミングスプレー
涙やけクリーナー + コットン
涙やけクリーナーは、涙によってできる茶色いシミをケアする専用クリーナーです。
目が大きくウルウルしやすい犬やシニア犬は、シミが濃くなりやすいので、専用クリーナーを使ったほうがベター。
シャンプー直後は汚れがやわらかくなっているので、このタイミングで使うと効果的です。


涙やけクリーナーとコットンの選び方
目のまわりに使用するので、安全性の高い成分で作られたクリーナーを選びましょう。
以下の成分が含まれているものは、刺激やリスクがあるので避けます。
- アルコール(エタノール)
- バラベン・合成香料
- 高濃度の精油
コットンは、大きめで汚れをしっかりキャッチできる素材がおすすめです。





編み目があるから、汚れがよく取れる!
おすすめの涙やけクリーナーや使い方については、の記事を参考にしてください。 犬の涙やけに活躍!安全な重曹クリーナーの作り方と簡単にできる自宅ケア
肉球クリーム
肉球クリームは、肉球を保湿して、乾燥やダメージから守るためのクリームです。
加齢で肉球が硬くなりがちなシニア犬や、アスファルトの上をよく歩く犬にピッタリ。
シャンプー後に塗り込むことで、角質化を防ぎ、ひび割れの予防にもなります。





ガサガサ肉球にスッとしみ込んで、ツヤツヤにするよ!
肉球クリームの選び方
レビューや成分を確認し、以下のポイントに注目して選びましょう。
- 犬がなめないか
- 滑りにくいか
- 浸透力があるか
- 保湿効果が長持ちするか
使用中のクリームは、で紹介しています。 イソギンチャク化?犬のカサカサ肉球の正しいケア方法【おすすめクリーム3選】
保湿ミスト・グルーミングスプレー
保湿ミストとは?
保湿ミストは、ドライヤー後の「皮ふ」を乾燥を防ぐためのスキンケアアイテムです。
皮ふにシュッと吹き付けて、かゆみや乾燥を防ぎます。
グルーミングスプレーとは?
グルーミングスプレーは、ブラッシング時やシャンプー後の「被毛」を守るためのヘアケアアイテムです。
以下のような効果があります。
- ブラッシング時:ブラシ通り向上、静電気防止、毛玉除去
- シャンプー後:静電気防止、汚れ付着予防、乾燥防止、毛玉予防


上記のグルーミングスプレーは、もともと愛猫用ですが、冬の乾燥する冬場は愛犬にも使用しています。



静電気のバチバチがなくなって快適!
保湿ミスト・グルーミングスプレーの選び方
犬の悩みに合わせて選ぶことが大切です。香りが強いものもあるので要注意!
悩み | おすすめ |
---|---|
皮ふの乾燥・かゆみ | 保湿ミスト |
毛が絡まりやすい | グルーミングミスト |
静電気が気になる | グルーミングミスト |
おすすめの保湿ミストは、の記事で紹介しています。 【失敗ゼロ】犬の低刺激シャンプーの選び方とおすすめ7選
まとめ:犬のシャンプーは、便利グッズを使ってストレス軽減!
犬のシャンプーで使える便利グッズについて解説してきました。
犬のシャンプーは手間がかかる作業ですが、便利グッズをうまく活用すれば、効率的にお手入れでき、ストレスが軽くなります。
とくにシャンプーが苦手な犬やシャンプーに慣れていない飼い主は、積極的に使って、ストレスフリーなシャンプータイムにしましょう!