【失敗ゼロ】犬の低刺激シャンプーの選び方とおすすめ7選

この記事を読めば、低刺激シャンプーについて理解でき、犬の肌を守れるようになります。ぜひ最後まで読んでくださいね！

※本記事は私の経験と信頼性の高いサイトからの情報を参考にして執筆しています。

犬の低刺激シャンプー

「うちのワンコの肌、ちょっと敏感かも…」、そんな不安があるときは、一度、低刺激シャンプーを使ってみることをおすすめします。

犬の皮ふって、じつはとてもデリケート。

表皮の厚みは、約0.1mm以下（※）しかないため、乾燥しやすく傷つきやすいのです。

※参考：皮膚｜しま動物病院

うちのワンコも、冬の乾燥する時期には、以下の箇所がかゆくなったり、赤くなったり…。

私と同じように、ワンコの肌の乾燥にお悩みなら、低刺激シャンプーを試してみるといいですよ！

このパートでは、低刺激シャンプーの

について解説していきます。ぜひ参考にしてくださいね。

高クオリティな成分がタップリ

低刺激シャンプーには、以下のように厳選された「お肌へのいたわり成分」がタップリ入っています。

• 肌にやさしい洗浄成分
• 良質で豊富な保湿成分
• 天然由来の香料

とくに洗浄成分である「界面活性剤」は、刺激の強さを決める大切なもの。

皮ふにストレスを与えない高クオリティなものが使われています。

一般的に犬のシャンプーの界面活性剤の種類には、

などがありますが、低刺激シャンプーによく使われるのは「糖アルコール系」や「アミノ酸系」です。

それぞれの界面活性剤の特徴を見てみましょう。

洗浄力の高いものから順番に並べると、以下のとおり。

界面活性剤	刺激	特徴	値段
硫酸エステル系	強	泡立ちが良く、洗浄力が高い	低
せっけん系	中	アルカリ性なのでコンディショナー必須	中
糖アルコール系	弱	糖から作られるため、比較的マイルド	中
アミノ酸系	弱	保湿効果がとても高い	高

洗浄力が高い界面活性剤は、汚れをしっかり落とす分、皮ふへの刺激は強くなりがち。

一方、洗浄力が穏やかなものは、肌にもマイルドです。

洗浄力はマイルド

皮ふに穏やかな低刺激シャンプーだけど、気になるのは洗浄力。

以前使ったことがある硫酸エステル系のシャンプーと比べると、今使っているアミノ酸系は、正直、少し弱めかなと感じています。

洗浄力の弱さの主な原因は「泡立ちにくさ」です。

とはいっても、汚れが落とせないというわけではありませんよ。

以下のポイントを守れば汚れはしっかり落ちるので、心配ご無用です！

よく泡立てる

シャンプー剤を手のひらでこすって泡をタップリ作り、その泡で洗います。

少し水を加えながら泡立てるとモコモコの泡ができますよ。

2度洗いをする

1回目は汚れを浮かす程度に軽く洗い、2回目でしっかり洗います。

指でマッサージするように3～5分かけて洗えば、バッチリです！

犬のおすすめ低刺激シャンプー

実際に良質な低刺激シャンプーは、どのように選べばいいのでしょうか？

このパートでは、

について紹介していきます。

チェックポイントは界面活性剤

良質な低刺激シャンプーを選ぶためには、界面活性剤のチェックは不可欠です。

シャンプーボトルの成分表を見て、刺激が強い成分が入っていないかチェックしてください。

以下表の「◎」の成分なら、大丈夫ですよ。

系統	刺激	界面活性剤
アミノ酸系	弱	ココイルサルコシン ラウロイルメチルアラニンナトリウム ココイルグルタミン酸ナトリウム　など
糖アルコール系	弱	デシルグルコシド カプリリル/カプリルグルコシド ココグルコシド ラウリルグルコシド　など
せっけん系	中	ココイルイセチオン酸ナトリウム　など
硫酸エステル系	強	ラウリル硫酸ナトリウム ラウレス硫酸ナトリウム　など

【トリマーおすすめ】シャンプー

ここからは、おすすめ低刺激シャンプーを紹介していきますね。

まずは、近所のドッグサロンでおすすめされたものをご紹介！

【業務用パック】シャンプー

大きいワンコや頻繁にシャンプーしたい場合には、大容量パックもあります。

断然お得！

【オーガニック成分配合・無添加】シャンプー

犬の皮ふは、人間よりも化学成分に敏感。

以下の化学成分ゼロ＆オーガニック素材配合のシャンプーなら、肌荒れリスクを防げますよ。

【ドラッグストアで買える】シャンプー

低刺激シャンプーの中でも、ダントツ安いのがLIONの「毎日でも洗えるリンスインシャンプー」。

界面活性剤はヤシ・パーム由来のもので、硫酸エステル系なのですが、そこは同配合のグリシン（アミノ酸）で肌への刺激はカバーされています。

ワンコの肌に傷や荒れがなく、低刺激シャンプーを試してみたいな、という人におすすめ！

【いい匂いが続く】犬用シャンプー

洗ったばかりのワンコからいい匂いがすると、ハッピーな気分になりますよね！

お肌にマイルドなうえに、「いい香り～」と評判の高い低刺激シャンプーです。

【子犬用・高齢犬用】シャンプー

肌が弱り始めた高齢犬や、生後3か月以上の子犬にも使えるシャンプーです。

天然成分がタップリ。

製造はインドの医療メーカーで、高品質のペット薬品を作ることで定評があります。

【トイプードルにおすすめ】シャンプー

クルクル巻き毛のトイプーやロングヘアのチワワは、皮ふへの刺激だけでなく、被毛にもやさしいシャンプーを選びたいですね。

こだわり抜いた天然成分使用で、コンディショナーなしでもフワフワになるシャンプーです。

上記の300ml入りは中型犬に使うと約10回分です。

頻繁にお風呂に入れる場合や大型犬には、3.8Lサイズ（25,000円くらい）にした方がコスパ良くなりますよ。

3.8Lサイズをチェックしてみる 

犬の肌を守るには

ワンコの肌をもっとツルツルうるうるにしてあげたい！な場合は、以下についても、ぜひ試してみてください。

1つずつ解説していきますね。

肌にやさしいシャンプー方法

今やってるシャンプー方法、合ってますか？

「こんな感じで大丈夫っしょ」ってやっていたことが、じつはダメダメだった！なんてこと、まあまああります。（私の体験談）

ここでもう一度、犬の肌にとってやさしいシャンプー方法について、おさらいしてみましょう。

洗い方

以下が基本のシャンプー方法です。

お湯の温度	犬の体温に近い37.5～39度
頻度	月1～2回
洗い方	①ブラッシングし、毛の中の汚れを浮かす ②泡立てたシャンプー剤でマッサージするように洗う ③キュキュッとなるまでしっかりすすぐ

上記は犬への負担が少ないシャンプー方法ですが、ご自宅のワンコに合わせて調整することも大切です。

「ストレスを感じてないかな？」と観察しながら、少しずつ調整していきましょう。

ストレスの確認方法は、「犬のお風呂のストレス原因5つとおすすめ便利グッズ」の記事でくわしく解説しています。

コンディショナー

シャンプー後の乾燥がひどいときは、コンディショナーも必要です。

コンディショナーで皮ふにしっかりうるおいカバーをかけ、皮ふトラブルを避けましょう。

とくに、せっけん系シャンプーを使ってる場合には、コンディショナーは必須です。

せっけん系シャンプーは、皮ふや被毛をアルカリに傾ける特性があるため、コンディショナーを使い、正しいpHバランスに戻す必要があるからです。

乾かし方

最後にドライヤーを使って、しっかり乾燥します。

乾燥を中途半端に終わらせてはダメですよ。

肌がずっとジメジメした状態になり、雑菌の繁殖や皮ふトラブルにつながります。

ストレスを与えずしっかり乾かす方法は「シャンプー後の犬の乾かし方」を参考にしてみてください。

シャンプー後にスキンケア

赤みやかゆみが出るのは、たいていシャンプーの直後です。

洗ったばかりで無防備な皮ふをかきむしってしまうと、たちまち肌が荒れてしまうから危険。

ドライヤーしたあとは、間髪入れずにスキンケアをし、肌を守りましょう。

肌の弱い犬でも安心して使えるおすすめの濃密保湿スプレーです。

まとめ：低刺激シャンプーを正しく選んで、犬を乾燥から守ろう！

犬の低刺激シャンプーについて解説しました。

あらためて、まとめると以下のとおり。

ワンコの皮ふを守るには、低刺激シャンプーの選び方が重要なかぎとなります。

お肌にやさしい成分を厳選し、ときには獣医のアドバイスも受けながら、日々、正しいケアをおこなっていきましょう！