
犬の顔ってどう洗うの?
シャンプーの仕方が知りたいな…



犬にストレスを与えないように丁寧に洗うのが大切!
正しいシャンプー手順やコツを紹介するね
この記事でわかること
- 犬の顔のシャンプーの仕方
- 顔を洗うときの便利グッズ
- 顔の日常ケアのコツ
この記事を読めば、犬の顔の正しいシャンプー方法がわかります。愛犬に負担をかけず、清潔に保つコツがわかるので、ぜひ最後まで読んでくださいね!
※本記事は筆者の体験と信頼できる情報源を参考にして執筆しています。
また、掲載商品の内容や金額は、2025年7月時点の調査結果に基づいています。
犬の顔のシャンプーの仕方


犬の顔を洗うのって、ちょっと難しそう…そう思いませんか?
でも大丈夫! ポイントさえつかめば、簡単・上手に洗えるようになるんですよ。
顔の洗い方をステップごとにご紹介していきます。
- 顔って洗う必要あるの?
- 顔の洗い方ステップ
- すすぎのコツ
- シャンプー後のケア
顔って洗う必要あるの?
顔まわりはけっこう汚れがたまりやすい場所。皮脂や汚れをそのままにしておくと、ニオイや肌トラブルの原因になることも。
とくに目・口・耳まわりはデリケートなので、日ごろのケアがとても大切です。
とくに洗ってあげたい犬種は?
顔に汚れがつきやすい犬たちはこんなタイプです。
- 短頭種(パグ、フレブルなど):シワに汚れがたまりやすい
- 長毛種(シーズー、ポメなど):毛に涙や食べカスがつきやすい
- 涙やけがひどい子:目の下の毛が茶色に変色
- 皮脂分泌が多めの子:顔がベタつきやすい



しっかり洗って清潔をキープしよう!
顔の洗い方ステップ
洗い方手順を見ていきましょう!
…とその前に
初めての顔シャンプーさんへ
「お湯の温度は?」「子犬でも大丈夫?」など不安もあるかもしれませんね。
そんなときは、まず別記事「」をご覧ください。 【超簡単】子犬のお風呂の正しい入れ方
用意しておくと便利なもの
- 低刺激シャンプー(薄めて使います)
- スポンジ(泡立てやすすぎに)
- マイクロファイバータオル(吸水性バツグン)
- 耳栓用コットン or 耳カバー(シャワー対策に)
- 生理食塩水(目まわりの仕上げ洗浄に)
シャンプーの注意点3つ
ココは要チェック!
- シャワーを直接顔にかけない
- 原液はNG。必ず泡立ててから使う
- すすぎ残しは肌トラブルのもと。ヌルヌルしなくなるまでしっかり流す
泡立てのコツ
シャンプーは「泡」で使うのが基本。泡の方が汚れが断然落ちやすく、肌にもやさしいからです。
- シャンプーを薄める:ぬるま湯(35〜37℃)で3〜5倍に
- スポンジでモコモコに泡立てる:クリーミーな泡が目安



事前に泡立てておこう!
部位別の洗い方
目まわりはとくに慎重に
泡を目のまわりにのせて、外側へ向かってやさしくモミ洗い。力を入れすぎないで、指を小刻みに動かすのがコツです。
長毛種は、顔に毛がかからないように後方に流してからモミ洗いしましょう。
鼻・口まわりはしっかりめに
とくに汚れがつきやすい場所。指先でていねいにモミ洗いしましょう。長いあごの毛は毛先に向かって丁寧に。
シワがある犬種なら、小さな歯ブラシ(幼児用)でやさしくこすってあげると◎
耳まわりは無理しないで
耳の表と裏を泡でやさしく洗いましょう。
奥まで洗おうとすると耳に悪影響な場合も。たれ耳の子はとくに注意。耳の中が湿ったままだと外耳炎になることも(←経験者です…)。
! 耳栓用コットンがおすすめ
ペット初心者は耳栓用コットンを使うといいですよ。
- 水の侵入を防げる
- シャワー音がやわらぐ=犬のストレス軽減
耳カバーも便利!
ヘアバンド型で耳をすっぽり覆い、水や音のストレスを減らします。たれ耳のワンコにとくにおすすめ。
シャンプー中に耳に水が入ったら?
まずは、犬にしっかりブルブルさせましょう。それだけでもかなり水が飛びます。
その後は、タオルやコットン、綿棒で耳の入口をやさしくふき取るだけでOK。ぬれた粘膜はデリケートなので、無理に奥まで拭かないこと。(※)



たれ耳ワンコは、ヘアバンドを使って耳の中を乾燥させるとgood!
※参考:犬の耳のシャンプーの仕方|トリミングサロンFLORA
すすぎのコツ
すすぎもとっても大事。ここで手を抜くと、あとでかゆみや赤みの原因になります。
- 顔を上に向ける(鼻に水が入らないように)
- 手で泡をぬぐい、耳を指でカバーしながらすすぐ
- ぬるま湯を手にためて、そっと目のまわりを流す
- 最後に生理食塩水(※)で目を洗ってあげると安心!
ポイント!
- シャワーで流すとき:頬を手でそっと押さえて顔の半分ずつ流す
- シャワーが苦手な子:スポンジにお湯を含ませて、やさしくかけ流す



※犬用生理食塩水は、精製水1リットルに食塩(塩化ナトリウム)9グラムを溶かして作れるよ!
シャンプーが難しいときは?
ぬれタオルやウェットシートで拭く
軽い汚れなら、ペット用ウェットシートでOK。洗浄成分入りのペット用シャンプータオルも便利です。
ドライシャンプーも◎
洗い流し不要で手軽に使えます。スプレーや泡タイプなどがあります。拭き取り後はブラッシングを忘れずに。
シャンプー後のケアと乾かし方
しっかり乾かすことが大切
ぬれたままだと菌が繁殖しやすくなります。やさしいドライヤーの風でしっかりと乾かしてあげてください。
- マイクロファイバータオルで水分を吸収
- ドライヤーは弱風・冷風で30cm以上離す
- 顔全体はスリッカーで後ろから鼻先へ、細かい部分はコームで仕上げ
※くわしい乾かし方は、別記事「」で解説しています。 シャンプー後の犬の乾かし方
※使いやすいブラシについては、「」の記事にまとめています。 おすすめブラシ12選【痛くない・お風呂用も】
乾燥しやすい子には保湿ケアを
シャンプー後の肌がカサつく子には、犬用の保湿ローションを。かゆみ対策にも効果的です。
犬の顔を洗う時の便利グッズと日常ケアの仕方


顔まわりのシャンプーをもっとラクに!ここでは、毎日のお手入れがぐっと簡単になるグッズとコツを紹介していきます。
- キレイを保つケアのコツ
- 便利なおすすめグッズ
日常のちょこっとケアでキレイを保つ
犬の顔をいつも清潔に保つには、日々の軽いケアが効いてきます。犬にストレスをかけずにできるコツを3つ紹介。
◎軽い拭き取りだけでもOK
目や口のまわりは、毎日サッと拭いてあげるだけでもかなり清潔を保てます。こびりつく前に汚れを取っておけば、トラブル防止にもつながります。
◎食後や散歩後がタイミング
食べカスや土ぼこりがついたまま放っておくと、すぐに汚れがこびりついてしまいます。「気づいたらすぐ」が、汚れをためないコツです。
◎短時間ケアでストレス軽減
顔まわりに触れられるのが苦手なワンコでも、1~2分の短いケアなら慣れやすいもの。日々の習慣にしてしまえば、自然と受け入れてくれます。
※シャンプー自体にストレスを感じている場合は、「」も参考にどうぞ。 【解消】犬のお風呂のストレス原因5つとおすすめ便利グッズ
あると便利なおすすめグッズ
シャンプーや日常ケアをもっとスムーズにしてくれるアイテムたちを紹介します。
◎低刺激シャンプー
顔に使うものだから、刺激の少ない犬用シャンプーがマスト。pH値が犬の肌に合うように調整されていて、目にしみにくく、少しなめても大丈夫な成分が使われています。
※おすすめは「」にまとめています。 【失敗ゼロ】犬の低刺激シャンプーの選び方とおすすめ7選
◎涙やけクリーナー+コットン
目の下が茶色くなりやすい子には、重曹入りの専用クリーナーがおすすめ。
コットンは、繊維が網目状に織られたものがいいですよ。汚れをよくからめ取ってくれます。
※くわしくは「」をぜひチェックしてみてください。 犬の涙やけに活躍!安全な重曹クリーナーの作り方と自宅ケア
◎耳掃除用洗浄液+大判コットン
耳の中のケアには、安全性の高い犬用の洗浄液を。わが家では、動物病院で勧められた「ノルバサンオチック」を使っています。
コットンは大きめがgood!耳の中を指で傷つけずに安心です。
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◎シリコン製マッサージブラシ
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犬のシャンプーの疑問 Q&A
ここからは、よくあるシャンプーの質問にサクッと答えていきます。
まとめ:顔まわりの清潔はシャンプーと日々のケアから
ここまで、犬の顔のシャンプーや日常のケアについて紹介してきました。
もう一度ポイントをおさらいすると:
ワンコの顔まわりケアは、犬の快適ライフの第一歩。洗い方の手順や道具選びをマスターして、気軽に続けられるお手入れ習慣を身につけましょう!