飼い主犬をシャンプーしたのに臭いのはなぜ?
臭いを消す洗い方やコツは?
ちゃんとシャンプーしたはずなのに、なぜかまだ臭う…。
そんなときは、洗い方や乾かし方にちょっとした原因があることが多いです。
犬の臭いは、「皮脂・常在菌・湿気」などが重なって発生するもの。
ただ洗うだけでは、どうしても根本的な解決にはなりません。
参考:犬の体臭が驚くほど改善!今日からできる簡単ケア| ホームトリマー



愛犬もシャンプー後モワッと臭ってたけど、
工夫したらだいぶ解消されたよ
この記事では、実際に効果を感じた洗い方のコツ、乾燥の手順、そしてシャンプー以外にできる対策まで、順を追って紹介していきます。
この記事でわかること
- 犬の臭いの原因と、見直したい洗い方のポイント
- 乾燥が臭い対策のカギになる理由
- シャンプー以外でできる体臭軽減の方法
犬をシャンプーしたのに臭い理由


「犬くさ~い…」ってなったとき、意外と「本当の臭いの正体」を知らないまま自己流シャンプー続けてるのが、原因だったりするんですよね。
- 「ちゃんと洗っているのに…」の陰にある見落とし
- 臭いの発生は「皮脂+常在菌+湿気」
について、くわしく見ていきましょう。
「ちゃんと洗っているのに…」の陰にある見落とし
臭いの原因は、意外と小さなこと。
ちょっとした見落としの積み重ねであることが多いです。
例えば、こんなこと。
- 予洗いが足りない
汚れを流す前の予洗いが不十分だと、シャンプーの効果が半減してしまいます。 - 乾燥を軽く考えていた
湿気が残ると、臭いの元になる菌が活動しやすくなります。
「洗っているのに臭う」のではなく、「工程の丁寧さが足りていなかった」だったんです。
臭いの発生は「皮脂+常在菌+湿気」
犬の臭いは、単純に「汚れているから」発生するものではありません。
皮ふの仕組みそのものが関係しています。
犬は人よりも皮脂の分泌量が多く、その皮脂をエサにしているのが皮ふに常在している菌です。
マラセチアなどの常在菌は、皮脂を分解する過程で、揮発性の臭気物質を発生させます。
さらに、シャンプー後に水分が被毛や皮ふに残っていると、菌は一気に活性化します。
この「皮脂・常在菌・湿気」が重なったとき、いわゆるウェットドッグ臭が強く感じられるようになるのです。
だからこそ、ただ「洗う」だけでは足りません。



「しっかり乾燥までさせる」を理解することが、臭い対策のスタートだよ
犬の臭い対策でよくある勘違い


犬の臭い対策って、「これが正解だと思ってたのに、じつは逆だった」ということが、わりとあります。
そんな小さな誤解を、少し整理してみます。
- 勘違い:いい匂いの犬用シャンプーほどいい
- 勘違い:頻繁に洗えば体臭が消える
- 勘違い:自然乾燥は犬にやさしい
勘違い:いい匂いの犬用シャンプーほどいい
ふわっといい香りが続く犬用シャンプー。
しばらくすると、なんだか違う臭いに変わっている…なんてことがあります。
じつは、香りが強く長持ちするシャンプーほど、臭いの原因になることがあります。
というのも、香料が犬の皮脂と混ざることで酸化し、時間がたつにつれて不快な臭いに変わりやすいからです。
とくに「香り長持ち」を売りにしている商品は、揮発しにくい香料が多く使われていることがあり、気づいた頃には別の臭いに変質していることも。



無香料や微香性の方が、結果的に清潔さが長く続くこともあるよ
勘違い:頻繁に洗えば体臭が消える
犬が臭うと、「もっと洗わなきゃ」と思ってしまいます。
でも、その頑張りが逆方向に進んでいることもあります。
頻繁なシャンプーは、皮ふに必要なバリア機能まで洗い流してしまいます。
すると体は「足りない!」と判断して、皮脂を余計に分泌し、その皮脂をエサに雑菌が増えて臭いが強くなるのです。
臭いが気になるときほど、回数を増やすよりも、洗い方や乾かし方、日常のブラッシングまで含めて見直す方が、近道だったりします。
犬が臭いと感じたときのシャンプー頻度
基本的な目安は、月に1〜2回。
それ以上洗いたい場合は、低刺激のシャンプーを選んだり、全身ではなく部分洗いにしたり、普段のケアを丁寧にするなどの工夫が必要です。



「洗う」以外の選択肢も大事!
勘違い:自然乾燥は犬にやさしい
ドライヤーは音も風も苦手そうだし、「自然乾燥のほうがやさしいよね」と思ってしまいがちです。
でも、ここにも落とし穴があります。
自然乾燥だと、生乾きの時間が長くなり、皮ふに湿気が残りやすくなります。
その状態は、常在菌や真菌にとって居心地がよく、一気に増えやすい環境です。その結果、シャンプーしたはずなのに臭いが出たり、皮ふトラブルにつながったりすることがあるんです。
「自然=安全」と思って放置するより、タオルでしっかり水分を取り、低温のドライヤーで短時間でも乾かす方が、犬にとってはずっとやさしい選択です。
「洗う」以外の選択肢も大事です。
きちんと乾かすことは、臭い予防の仕上げ。
最後のひと手間として大切にしたいポイントです。
犬の臭いが本当に減った方法


臭い対策は「特別なもの」よりも、「基本に返る」がいちばん効いたりします。
ここからは、実際に続けていて「効き目アリ」と感じた方法をまとめました。
- 洗い方のコツは「泡」と「予洗い」
- 臭いを残さない乾燥の手順
- シャンプー以外でやったこと
洗い方のコツは「泡」と「予洗い」
本気で臭いを減らしたいなら、「洗い始める前」と「洗い方」を見直すのが近道でした。
大事なのは、シャンプー前の予洗いと、泡で洗うこと。
ぬるま湯でしっかり予洗いをするだけで、汚れの約7割が落ちます(※)。
ここを丁寧にすると、シャンプーの泡立ちもぐっと良くなります。
※参考:プロのシャンプーはココを意識している| セピどうぶつ病院
以前は「しっかり洗わなきゃ」とゴシゴシしていたのですが、
それが逆効果だったと知って、ちょっと反省…。
強い摩擦は皮ふを刺激して、皮脂が余計に出てしまい、結果的に臭いの原因になることも。
弱酸性・低刺激の犬用シャンプーをよく泡立てて、泡で包むように、押すように洗う。
そして何より、すすぎ残しを作らないこと。
これを意識するようになってから、臭い戻りが本当に減りました。
ポイントまとめ
- 予洗いを徹底
37〜39℃のぬるま湯で2〜3分流すと、汚れの約7割が落ち、泡立ちも良くなります。 - 泡で洗浄
摩擦は刺激になりがち。泡で包み、指の腹でやさしく押すように洗います。 - すすぎ重視
キュキュっとした感触が出るまでしっかり流す。残った成分や皮脂の酸化が臭いの原因になります。 - 重点部位
脇・耳裏・指の間・肛門周りはとくに洗い残しやすい場所。意識して丁寧に。
臭いを残さない乾燥の手順
シャンプー後、「もう大丈夫かな」と思って終わらせがちなのが乾燥です。
ここがいちばんの分かれ道でした。
少しでも湿り気が残ると、雑菌が繁殖して、せっかく洗ったのに臭いが戻ってしまいます。
表面だけでなく、毛の根もとまで完全に乾かすことが本当に大事。



ここを妥協しなくなってから、清潔感のある匂いが長続きするようになったよ
乾燥ステップ
こすらず、押さえるようにして水分をしっかり吸い取ります。
毛の間に風を通すイメージで。スリッカーで毛を逆立てると効率的です。
毛の根もとに指を入れて、完全に乾いているか確認。
ダブルコートの犬は、とくに念入りにチェックします。
シャンプー以外でやったこと
犬の臭い対策は、シャンプーだけで完結しません。
日常のちょっとしたケアで、体臭はかなり変わります。
部分的なケアも大切
全身を洗っても臭いが気になるとき、原因は意外と「部分的な汚れ」にあることが多いです。
耳、足、口周り。
ここを日常的にケアするだけで、体全体の臭いがぐっと軽減されました。
シャンプーとセットで、習慣にするのがおすすめです。
部位別ケア
- 耳の清潔
湿気や汚れがたまりやすい場所。定期的にやさしく拭き取ります。 - 足裏ケア
汚れがたまりやすい足裏は、洗浄後に保湿して清潔をキープ。 - 顔周り
涙やけは雑菌が増えやすく、臭いの原因に。専用クリーナーでこまめに。 - 口臭対策
口臭は体臭にも影響します。無理のない頻度で歯磨きを続けます。


※具体的な犬の肉球や涙やけのケア方法やおすすめ商品は、こちらで解説しています。
犬の体臭を消すスプレー
犬用の消臭スプレーは、来客前や外出前の「ちょい足し」として使うと便利です。
ただし、汚れたまま使うと逆効果になることも。
必ずシャンプーや部分ケアで清潔にした状態で使うのがポイントです。
洗った後の爽やかさをキープしつつ、やさしい香りを自然に足せます。


消臭剤はいろいろ試してきたけど、今のイチオシは「ペレッティー」と「ナチュラル重曹」です。
マイクロミストスプレーボトルに詰め替えると、ふわっと全体にかけられて超便利です。
「ペレッティー 消臭剤 1000ml」
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「ナチュラル重曹」
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こんなシャンプー対策もあり


犬の臭い対策では、まっ先にシャンプー選びに悩みがちですが、わが家でいちばん効果を感じたのは、じつはシャワーヘッドの交換でした。
マイクロバブルタイプのシャワーヘッドに替えてから、「あれ、最近あんまり臭わないかも?」と気づくことが増え、いつの間にかニオイ問題はかなり落ち着いていました。
ここでは、
- マイクロバブルシャワーヘッドによる臭い対策
- お湯だけ洗い・少なめシャンプーのメリット
- 置き型のペット用消臭アイテムとの併用
この3つを、わが家の実体験をもとにお話しします。
マイクロバブルシャワーヘッドによる臭い対策
犬のシャンプー後に残る匂いは、「どのシャンプーを使うか」よりも、水の質を変えることで改善するケースがあると感じています。
わが家でも、犬用シャンプーはいろいろ試しました。
でも、決定的に変化を感じたのは、シャワーヘッドをマイクロバブルタイプに替えてから。
微細な泡が汚れの根本に届くおかげで、強い洗剤に頼らなくても、清潔な状態を保ちやすくなったんです。
実際に使ってみて、「これは臭い対策に効いてるな」と思った理由は、主にこの4つです。
- 予洗いで汚れが浮きやすくなる
微細な泡がお湯と一緒に被毛全体に行き渡り、
シャンプー前の段階で汚れが落ちやすくなります。 - 毛穴汚れにアプローチできる
皮脂粒子よりも小さい泡が、毛穴や被毛のすき間に入り込み、
臭いの原因になる汚れを包み込んで浮かせてくれます。 - すすぎがスムーズ
水流が細かく均一なので、シャンプー剤が残りにくく、
雑菌繁殖のリスクも低減します。 - 乾燥時間が短縮される
汚れ落ちが良く、被毛が水を含みにくくなるため、
ドライ時間が短くなり、生乾き臭の予防にもつながります。
※犬に使いやすいマイクロバブルシャワーヘッドについては、【犬の風呂嫌い改善】マイクロバブルシャワーヘッドの効果とおすすめ5選でまとめています。
お湯だけ洗い・少なめシャンプーのメリット
マイクロバブルシャワーヘッドを導入してから、わが家では7年以上、お湯だけ洗い、もしくは少なめのシャンプーでケアを続けています。
臭い戻りが抑えられるだけでなく、日々のお手入れそのものが、ラクになりました。
とくに実感しているメリットは、この3つです。
- 皮ふ状態が安定した
洗剤による刺激が減り、乾燥しがちな愛犬の皮ふが落ち着きました。 - 皮脂分泌が過剰になりにくい
刺激の少ない洗い方に変えたことで、
皮脂の出すぎが抑えられ、臭いの発生源そのものが減った印象です。 - 時間もストレスも減る
洗うのも乾かすのも早く終わるので、
入浴時間が短縮され、犬にも飼い主にも負担が少なくなりました。
※お湯だけで洗う方法は、【簡単】犬をお湯だけでシャンプーする方法【便利グッズあり】でくわしく紹介しています。
置き型のペット用消臭アイテムと併用も!
マイクロバブルシャワーヘッドでのお湯洗い、もしくは少なめシャンプーでしっかり洗って、きちんと乾かす。
これだけで、犬自身の体臭は、ほとんど気にならなくなりました。
さらに最近は、空間ケアとして、置き型のペット用消臭アイテムとして空気清浄機を併用しています。
犬の体と、部屋の空気。
両方から対策することで、来客時も「入って入って~」って余裕でお出迎えできるようになりました。
ダブル対策、おすすめです。


わが家は大型犬1+猫3なのでしっかり効くタイプをチョイス。
かなり「当たり」で大満足です。
「DAIKIN 空気清浄機 ホワイト MC555A-W」
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まとめ:犬のシャンプーは3つの対策で臭い残りなし
シャンプーした後の犬の臭いについて解説してきました。
もう一度ポイントをおさらいすると:
- 予洗いと泡洗浄で、臭いの元をため込まない
- 完全に乾かすことで、臭い戻りを防ぐ
- 日常の部分ケアが、体臭軽減につながる
犬の臭い対策といっても、そんなに気負う必要はありません。
洗い方、乾かし方、そして毎日のちょっとしたケア。その基本を見直すだけで、清潔な状態はぐっと長持ちします。
「ちゃんとやってるつもり」から一歩踏み込むだけで、思っている以上に快適になりますよ!










