飼い主犬のブラシにはどんな種類があるの?
おすすめのブラシが知りたいな…
犬のブラシには、スリッカーやピンブラシ、ラバーブラシなど、いくつかの種類があります。
それぞれ特徴があり、犬の毛質や毛の長さ、ブラッシングの目的によって向いているブラシは違います。
私も、なんとなく選んでしまい、「これうちの子には合わなかったな…」と感じた経験があります。
ですが、いくつかのポイントを押さえることで、今では愛犬に合ったブラシを選べるようになりました。
この記事では、そんな失敗しないブラシ選びのポイントをわかりやすく紹介していきます。
この記事でわかること
- 6種類のブラシの特徴と使い分け
- 毛質や犬種別のおすすめブラシ
- 痛くないブラッシングのコツ
※記事内の掲載商品の内容や金額は、2025年12月24日時点の調査結果に基づいています。
犬のブラシの種類


ひとくちに犬用ブラシといっても、形やピンの種類は本当にさまざま。
「どれを選べばいいの?」と少し迷ってしまいますよね。
犬のブラシは、大きく分けると次の6種類に分類できます。
- スリッカー
- ピンブラシ
- ラバーブラシ
- コーム
- レーキングブラシ
- 獣毛ブラシ
用途に合わせていくつかを使い分けるのが一般的です。
毛を引き出す【スリッカー】


出典:Amazon
| 特徴 | くの字に曲がった細いピンが、びっしりと並んだブラシ |
| 用途 | 毛の奥にある抜け毛を取り除く/毛の絡みをほぐす |
一見ちょっとハードそうに見えますが、抜け毛が多い時期にはとても頼りになる存在。
使うときは力を入れすぎないのがポイントです。
毛並みを整える【ピンブラシ】


出典:Amazon
| 特徴 | クッション性のある台座に、金属やプラスチック製のピンが並んだブラシ |
| 用途 | 毛の絡みを取る/マッサージ効果 |
ブラッシングしながら、犬がうっとりしてくれることも多いタイプ。
毎日のお手入れに取り入れやすいブラシです。
マッサージ効果【ラバーブラシ】


出典:Amazon
| 特徴 | ゴム製の突起がついた、やわらかい触り心地のブラシ |
| 用途 | 表面の抜け毛を取る/皮ふの血行促進/毛のつや出し |
「ブラシはちょっと苦手…」という犬でも受け入れやすいのが魅力。
スキンシップ感覚で使えるのがうれしいですね。
毛の絡みを取る【コーム】


出典:Amazon
| 特徴 | 金属やプラスチック製の、クシ状のブラシ |
| 用途 | 毛の絡みを取る |
細かい部分の仕上げや、絡みチェックに欠かせないアイテム。
ブラッシングの最後に使うと、全体がすっきり整います。
抜け毛除去【レーキングブラシ】


出典:Amazon
| 特徴 | 金属製の特殊な形状の歯を持ったブラシ 有名な「ファーミネーター」(※)はレーキングブラシの仲間 |
| 用途 | 毛の奥にある抜け毛を大量に処理する |
抜け毛対策に特化したブラシなので、使いすぎには少し注意が必要。
※ファーミネーターについては、次のパート内でくわしく紹介します。
毛のつや出し【獣毛ブラシ】


出典:Amazon
| 特徴 | 豚毛や馬毛など、天然素材を使ったブラシ |
| 用途 | 仕上げのつや出し/リラックス効果 |
ブラッシング後の仕上げにぴったりな一本。
毛並みが整って、自然なツヤが出るのが特徴です。
おすすめ犬用ブラシと選び方


犬のブラシ選びって、思った以上に迷いますよね。
というのも、犬は毛質も、毛量も、皮ふの強さも、びっくりするほどバラバラ。
どうしても、「人気商品=うちの子に合う」とは限らないんです。
とはいえ、
- 犬の特徴
- ブラシを使う目的
この2つにちゃんと目を向けて選ぶと、「これいいかも」と思えるブラシに出会える確率は、確実に上がります。
このパートでは、
- 長毛・短毛
- ダブルコート・シングルコート
- 子犬・老犬
- トイプードル・柴犬
- シャンプーのとき
など、よくあるケースごとに、「どんなブラシが合いやすいのか」をじっくり解説していきますね。
長毛・短毛
長毛
長毛のワンコは、毛がもつれやすくて傷みやすいのが悩みどころ。
無理にとかそうとすると、ワンコも人も、ちょっとしんどくなってしまいます。
ピン同士の間隔がほどよく開いていて、絡まった毛をやさしくほどいてくれるタイプのブラシを選びましょう。
合うブラシの種類
スリッカー/ピンブラシ/コーム
おすすめスリッカー
おすすめピンブラシ
おすすめコーム
短毛
短毛ワンコの場合、ちょっと注意したいポイントがあります。
というのも、ブラシのピン先がダイレクトに地肌に届きやすいんですよね。
強すぎる刺激は避けて、皮ふをいたわりながら、マッサージ感覚で使えるブラシがおすすめです。
合うブラシの種類
ラバーブラシ/獣毛ブラシ
おすすめラバーブラシ
価格(M):1,500円 くらい


おすすめの理由
- 柔らかいシリコンブラシが、毛やホコリをしっかり吸着
- 特殊形状で、抜け毛を効率よくキャッチ
多くの飼い主さんから支持されているラバーブラシです。
肌あたりはとても柔らかいのに、「え、こんなに?」と思うくらい毛が取れるんですよ。
あえて欠点といえば歯先の摩耗。ちょっと早いかな、という印象です。


使用開始から1年ほどたつと、左のような状態になります。
| サイズ | S/M |
おすすめ獣毛ブラシ
ダブルコート・シングルコート
ダブルコート
ダブルコートのワンコの場合、ブラシは1本だけでは足りません。
必要になるのは、この2種類。
- 分厚い抜け毛を取るための「アンダーコート用」ブラシ
- 表面の抜け毛を整える「オーバーコート用」ブラシ
この使い分けが、意外と大事なんです。
合うブラシの種類
- アンダーコート用:スリッカー/レーキングブラシ
- オーバーコート用:ラバーブラシ/獣毛ブラシ
おすすめブラシ
アンダーコート用には、「武蔵のプロ用ステンレススリッカー」が使えます。
ただし、ダブルコートの毛の生え変わり時期は想像以上にすごく、抜け毛が多い犬種の場合は、レーキングブラシの方がラクです。
オーバーコート用には、「ビーボンのラバースリッカーブラシ」や「BYBOの獣毛ブラシ」が適しています。
マッサージする感覚で使えるので、体の表面についた抜け毛を気持ちよく取り除けますよ。
シングルコート
シングルコートのワンコには、歯先がやわらかいブラシを選ぶのがポイント。
毛の絡みをほどきながら、表面の汚れをやさしく落とせます。
摩擦が少ないので、キューティクルを傷めにくいのも、うれしいところ。
合うブラシの種類
スリッカー/ピンブラシ/コーム
おすすめブラシ
「武蔵のプロ用ステンレススリッカー」、「東京ペット商事のドイツピンブラシ」、「VALUE TRUSTのペットコーム」が有効です。
中でもピンブラシは、静電気が起きにくく、毛が細いワンコにも評判がいいですよ。
子犬・老犬
子犬も老犬も、共通して言えるのは「とてもデリケート」だということ。
皮ふが薄くて敏感なので、ちょっとした刺激でも負担になってしまいます。
関連記事 【超簡単】子犬のお風呂の正しい入れ方【お風呂嫌いを防ぐコツも】
だからこそ、ピンが柔らかくて、触られていて気持ちいい。
そんな「マッサージ感覚」のブラシを選んであげたいところです。
合うブラシの種類
(柔らかいピンの)ピンブラシ/ラバーブラシ/獣毛ブラシ
おすすめブラシ
「ドイツピンブラシ」、「ビーボンのラバースリッカーブラシ」、「BYBOの獣毛ブラシ」は、どれも刺激が少なめなので安心して使えます。
まだブラッシングに慣れていない子犬なら、グローブ型ブラシで、なでなでしながら始めるのもおすすめ。
トイプードル・柴犬
トイプードル
クルクルとしたカールが魅力のトイプードル。
でもそのかわいい毛、絡まりやすく、うっかりすると毛玉ができてしまいます。
細くて柔らかい毛をやさしくすきほぐしながら、全体をきれいに整えられるブラシが必要になります。
合うブラシの種類
スリッカー/ピンブラシ/コーム
おすすめブラシ
ピンブラシとコームは、「ドイツピンブラシ」と「VALUE TRUSTのペットコーム」が適しています。
スリッカーなら、こちらがトイプーにぴったりです。
柴犬
柴犬と暮らしていると、毛の生え変わりシーズンのたびに「これはもう修行では?」と思う瞬間がきます。
とにかく、抜ける。想像以上に、抜ける。
だからこそ、アンダーコート用ブラシは「必須アイテム」です。
合うブラシの種類
- アンダーコート用:スリッカー/レーキングブラシ
- オーバーコート用:ラバーブラシ/獣毛ブラシ
おすすめブラシ
ダブルコート用ブラシが基本になりますが、柴犬にはファーミネーターがとくにおすすめ。
正直、よく取れます。
価格(M短毛種):5,000円 くらい


出典:Amazon
おすすめの理由
- 特殊な歯で、トップコートや皮ふを傷めずにごっそり取れる
- ワンプッシュで、歯に付いた抜け毛が簡単に取れる


このギザギザの歯が、抜け毛を大量に集めます。
うちのラブラドールの大量の抜け毛に太刀打ちできるのはコイツだけです!
| サイズ | S短毛/S長毛/M短毛/M長毛/L短毛/L長毛 |
シャンプーに使う犬用ブラシ
じつは、シャンプーのときこそ、ブラシ選びが大事だったりします。
手で洗うだけでも問題はありませんが、適切なブラシを使うと、作業がぐっとラクになるんです。
関連記事 犬のお風呂の入れ方のコツと注意点【初心者向け完全ガイド】
手際が良くなるだけでなく、洗い残しや抜け毛も減って、仕上がりもかなり変わりますよ。
合うブラシの種類
- シャンプー前のブラッシング
スリッカー/ピンブラシ - 体を洗うとき(短毛のみ)
シャンプーブラシ/ラバーブラシ - ドライヤー乾燥のとき
スリッカー/コーム
「今、どの工程か」を意識すると、選びやすくなります。
おすすめブラシ
シャンプー前後には、「武蔵のプロ用ステンレススリッカー」、「ドイツピンブラシ」、「VALUE TRUSTのペットコーム」が活躍します。
とくに短毛のワンコは、体を洗うときにもブラシを使ってあげると◎。
手では落としきれない抜け毛や汚れも、専用ブラシなら効率よくケアできます。
関連記事【15選】犬のシャンプーは便利グッズでラクラク効率化【愛用品紹介】
痛くないブラッシング


犬のブラッシングでは、「痛くない」ことが一番大切です。
ブラッシングが「リラックスタイム」になるくらい心地よいものになるよう、心がけましょう!
ここでは、
- 最適なブラッシング頻度
- 痛くないブラッシングのコツ
- 痛くないおすすめブラシ
この3つを、順番にお話ししていきます。
ブラッシング頻度は毎日
ブラッシングには、「汚れ落とし・抜け毛除去・毛玉防止」と、うれしい効果がたくさん。
そう考えると、基本は「毎日」がおすすめです。
ほんの少しでも続けることで、被毛の状態はちゃんと変わってきます。
目安としては、こんな感じです。
- 長毛種:毎日
- 短毛種:週1~2回
- 抜け毛シーズン:毎日、もしくはそれ以上
ブラッシングのコツ
ほんの少し意識を変えるだけで、ブラッシングはぐっと気持ちいい時間になります。
ポイントは、次の4つ。
- ゆっくりブラッシング
つい力が入りがちですが、やさしくが基本です。 - 絡みやすいところは少しずつ
とくに①脇の下、②耳の後ろの付け根は要注意。 - 静電気を防ぐ
静電気防止スプレー(※)を使うとかなり楽になります。 - こまめに行う
大きなもつれを作らないことが、いちばんの近道です。
※おすすめの静電気スプレーは、このあとご紹介します。
痛くない犬のデタングルブラシがおすすめ
「やさしいブラシ」を選ぶなら、この3つがそろっているかをチェックしてみてください。
- 毛が絡まりにくい
- ブラシ先がやわらかい
- 静電気が起きにくい
そこでおすすめなのが、デタングルブラシです。
柔らかいピンや、ちょっと不思議な形状のおかげで、もつれた毛もスルッとほどけていきます。
痛くないどころか、「気持ちいい~」ブラシですよ。
価格(スモール・ソフト):2,000円 くらい


おすすめの理由
- 特許取得の2段構造ブラシで、絡まる毛をスムーズに解きほぐす
- 皮ふにやさしい特殊素材だから、負担が少ない
| サイズ | スモール/ラージ |
| ピンの硬さ | パピー/ソフト/ハード |
関連記事【今からでもできる】犬をお風呂好きにさせる!気持ちいい入浴の秘訣
グルーミングスプレーも使う
ブラッシング中の「バチバチッ」という静電気。
あれが苦手なワンコ、意外と多いんですよね。
そんなときは、グルーミング用スプレーを使ってみてください。
静電気が抑えられるだけでなく、仕上がりはふわっと、手触りもやさしくなります。
価格(300ml):2,400円 くらい


出典:Amazon
おすすめの理由
- 汚れ・ニオイ・抜け毛を落としながら、ふんわり仕上がる
- 口コミ評価も高く、リピーターが多い
| サイズ | 100ml/300ml/500ml |
まとめ:ブラシ選びは愛犬の特性に合わせよう!
犬のおすすめブラシについて解説しました。
もう一度ポイントをおさらいすると:
- ブラシは用途に合わせて使い分ける
- 愛犬の毛質や犬種で選ぶ
- やさしく、毎日続けることが大切
犬に合ったブラシを選んで、無理のない方法でブラッシングを続けていくと、その時間は「お手入れ」から、ちょっとしたコミュニケーションに変わっていきます。
今日から少しずつで大丈夫です。
愛犬との心地いい時間づくり、ぜひ始めてみてくださいね!
















