犬のブラシにはどんな種類があるの?
おすすめのブラシが知りたいな…
種類は大きく分けて6つあるよ!
おすすめブラシを12個紹介するね
この記事でわかること
- ブラシの種類
- 犬の特徴別おすすめブラシ
- おすすめシャンプーブラシ
- 痛くないブラッシング
この記事を読めば、犬のブラシの種類や特徴がわかります。犬に合ったブラシ選びやブラッシングのコツもわかるので、ぜひ最後まで読んでくださいね!
※本記事は私の経験と信頼性の高いサイトの情報を参考にして執筆しています。
犬のブラシの種類
犬のブラシにはさまざまな形状やピンのものがありますが、大きく6つのタイプに分けられます。
- スリッカー
- ピンブラシ
- ラバーブラシ
- コーム
- レーキングブラシ
- 獣毛ブラシ
用途に合わせて、いくつかのブラシを使い分けるのが一般的です。
- 毛の奥にある抜け毛を取る
- 表面の抜け毛を取る
- 毛の絡みを取る
- 毛のつやを出す
- マッサージ
各ブラシの特徴や使い道について、くわしく紹介していきますね。
毛を引き出す【スリッカー】
出典:Amazon
特徴 | くの字に曲がった細いピンがたくさん並んだブラシ |
用途 | 奥にある抜け毛を取る/毛の絡みを取る |
毛並みを整える【ピンブラシ】
出典:Amazon
特徴 | クッション性の高い台座に金属やプラスチック製のピンが並んだブラシ |
用途 | 毛の絡みを取る/マッサージ |
マッサージ効果【ラバーブラシ】
出典:Amazon
特徴 | ゴム製の突起がついたブラシ |
用途 | 表面の抜け毛を取る/マッサージ/毛のつやを出す |
毛の絡みを取る【コーム】
出典:Amazon
特徴 | 金属やプラスチック製のクシ状のブラシ |
用途 | 毛の絡みを取る |
抜け毛除去【レーキングブラシ】
出典:Amazon
特徴 | 金属製の特殊な形状の歯を持ったブラシ 有名な「ファーミネーター」(※)はレーキングブラシの仲間 |
用途 | 奥にある抜け毛を取る |
※ファーミネーターについては、次のパート内でくわしく紹介します。
毛のつや出し【獣毛ブラシ】
出典:Amazon
特徴 | 豚毛や馬毛などの天然素材を使ったブラシ |
用途 | マッサージ/毛のつやを出す |
おすすめ犬用ブラシと選び方
犬のブラシ選びに悩む飼い主は、多いのではないでしょうか。
犬によってかなり毛や地肌の状態が違うため、「評判の良いブラシ=うちのワンコにもピッタリ!」とは限らないからです。
「コレだ!」ていうブラシはなかなか見つからないよね…
うちは10コ近くのブラシを試したよ
とはいえ、
- 犬の特徴
- 使う目的
にキチンと合わせて選ぶと、良いブラシに出会える確率は確実にアップします。
このパートでは、
- 長毛・短毛
- ダブルコート・シングルコート
- 子犬・老犬
- トイプードル・柴犬
- シャンプーのとき
に合うブラシについて、じっくり解説していきますね。
長毛・短毛
長毛
長毛ワンコの毛は、もつれやすく傷みがちです。
ピン同士の間隔がほど良く開いていて、毛の絡みを優しく取り除けるブラシを選びましょう。
合うブラシの種類
スリッカー/ピンブラシ/コーム
おすすめスリッカー
価格(中・ソフト):1,700円 くらい(2024/10/:Amazon)
出典:Amazon
おすすめの理由
- トリマーも推奨!
- サビにくいステンレス針と極厚ラバーで長く使える
サイズ | 小/中 |
ピンの硬さ | ソフト/ハード |
おすすめピンブラシ
価格(大):2,600円 くらい(2024/10/:Amazon)
出典:Amazon
おすすめの理由
- 高いクッション性とピン先の丸め加工で痛くない
- 毛をスムーズにといて、ふさふさ毛をツヤツヤに!
サイズ | 小/中/大 |
おすすめコーム
短毛
短毛ワンコは、ブラシのピンの先が直接、地肌に届きやすいので要注意。
皮ふへの刺激が少なく、マッサージしながら抜け毛を取り除くブラシが良いでしょう。
合うブラシの種類
ラバーブラシ/獣毛ブラシ
おすすめラバーブラシ
価格(M):1,500円 くらい(2024/10/:Amazon)
おすすめの理由
- 柔らかいシリコンブラシが毛やほこりを吸着!
- 特殊形状で抜け毛を効果的に取る
我が家でも愛用しているラバーブラシです。
肌あたりは柔らかいのに毛がゴッソリ取れるんですよ。
欠点といえば歯先の摩耗かな。ちょっと早いかも。
うちでは1年くらい使うと上記左のような感じに。
サイズ | S/M |
おすすめ獣毛ブラシ
ダブルコート・シングルコート
ダブルコート
ダブルコートのワンコの場合は、以下の2種類のブラシが必要です。
- 分厚い抜け毛を除去するための「アンダーコート用」ブラシ
- 体表面の抜け毛を除去するための「オーバーコート用」ブラシ
です。
合うブラシの種類
- アンダーコート用:スリッカー/レーキングブラシ
- オーバーコート用:ラバーブラシ/獣毛ブラシ
おすすめブラシ
スリッカーなら、「長毛・短毛のパート」で紹介した「スリッカー」がおすすめです。
とはいえ、ダブルコートの換毛期の抜け毛は強烈。
抜け毛の多い犬種は、以下のレーキングブラシの方がいいですよ。
価格(L):1,500円 くらい(2024/10/:Amazon)
出典:Amazon
おすすめの理由
- 丸い刃先で、安全にゴッソリ取れる
- 中毛から長毛の毛玉取りもできちゃう
サイズ | S/L/両面(細い毛・太い毛) |
続いてオーバーコート用のおすすめブラシ。
「長毛・短毛のパート」で紹介した「ラバーブラシ」「獣毛ブラシ」で大丈夫です!
マッサージしながら、体の表面に付いた抜け毛を取り除けますよ。
シングルコート
毛の絡みを取ったり、表面の汚れを落としたりできる、歯先の柔らかいブラシを選びましょう。
摩擦が少なくキューティクルを傷めません。
合うブラシの種類
スリッカー/ピンブラシ/コーム
おすすめブラシ
おすすめは、「長毛・短毛のパート」で紹介した「スリッカー」や「ピンブラシ」。
とくにピンブラシは、静電気も起きにくく、細い毛のワンコにも評判です。
子犬・老犬
子犬も老犬も、皮ふが弱く敏感です。
ピンが柔らかく、マッサージ効果の高いブラシを選びましょう。
合うブラシの種類
(柔らかいピンの)ピンブラシ/ラバーブラシ/獣毛ブラシ
おすすめブラシ
「長毛・短毛のパート」で紹介した「ピンブラシ」「ラバーブラシ」「獣毛ブラシ」はどれも柔らかめなのでおすすめ。
ブラッシングに慣れていない子犬には、グローブ型ブラシでナデナデしながらブラッシングするといいですよ。
トイプードル・柴犬
トイプードル
クルクルカールのトイプー。
カールした毛は絡みやすいため、うっかりすると毛玉ができてしまいます。
細い毛をすきほぐし、全体を整えられるブラシが必要です。
合うブラシの種類
スリッカー/ピンブラシ/コーム
おすすめブラシ
ピンブラシとコームは、「長毛・短毛のパート」で紹介した「ピンブラシ」「コーム」がおすすめです。
スリッカーなら、下記がトイプーにピッタリ!
柴犬
柴犬の換毛期は抜け毛との戦いです。
大量の抜け毛を取るためのアンダーコート用ブラシは必ず用意!
合うブラシの種類
- アンダーコート用:スリッカー/レーキングブラシ
- オーバーコート用:ラバーブラシ/獣毛ブラシ
おすすめブラシ
おすすめブラシは、「ダブルコート・シングルコートのパート」で紹介した商品を参考にしてください。
レーキングブラシは、下記のファーミネーターのほうが柴犬向き。よく取れる!
価格(M短毛種):5,000円 くらい(2024/10/:Amazon)
出典:Amazon
おすすめの理由
- 特殊な歯でトップコートや肌を傷めずゴッソリ取る!
- ワンプッシュで歯に付いた抜け毛が取れる
このギザギザの歯が、抜け毛を大量に集めます。
うちのラブラドールの大量の抜け毛に太刀打ちできるのはコイツだけです!
サイズ | S短毛/S長毛/M短毛/M長毛/L短毛/L長毛 |
シャンプーに使う犬用ブラシ
シャンプーのときも、適切なブラシを使うことをおすすめします。
手際が良くなり、仕上がりも断然goodになりますよ!
合うブラシの種類
- シャンプー前のブラッシング スリッカー/ピンブラシ
- 体を洗うとき(短毛のみ) シャンプーブラシ/ラバーブラシ
- ドライヤー乾燥のとき スリッカー/コーム
おすすめブラシ
「長毛・短毛のパート」で紹介した「スリッカー・ピンブラシ・コーム」がおすすめなので、ぜひ参考にしてください。
短毛ワンコは、体を洗うときもブラシを使うといいですよ。
以下のような専用のシャンプーブラシなら、効率的に抜け毛や汚れを落とせます。
痛くないブラッシング
犬のブラッシングでは、「痛くない」ことが一番大切です。
ブラッシングが「リラックスタイム」になるくらい心地よいものになるよう、心がけましょう!
- 最適なブラッシング頻度
- 痛くないブラッシングのコツ
- 痛くないおすすめブラシ
について解説していきます。
ブラッシング頻度は毎日
ブラッシングには「汚れ落とし・抜け毛除去・毛玉防止」の効果があり、良いことづくし。
基本「毎日」がおすすめです。
以下を目安に、頻度をコントロールするといいですよ。
- 長毛種:毎日
- 短毛種:週1~2回
- 換毛期:毎日かそれ以上
散歩の後に、軽くブラッシングするだけでも効果あり!
ブラッシングのコツ
ほんのちょっとの工夫で、気持ちいいブラッシングができるようになります。
コツは、
- ゆっくりブラッシング 力を入れ過ぎない
- 絡みやすい箇所は少しずつ 絡みやすい部分は①脇の下②耳の後ろの付け根
- 静電気を防ぐ 静電気防止スプレー(※)を使う
- 小まめにおこなう 大きなもつれを防げる
の4点です。
※おすすめの静電気スプレーは、このあと紹介します。
痛くない犬のデタングルブラシがおすすめ
痛くないブラシは、
- 毛が絡まらない
- ブラシ先が柔らかい
- 静電気が起きにくい
の3点がそろっているものを選びましょう。
おすすめは、デタングルブラシです。
デタングルブラシは、柔らかいピンや特殊な形状が特徴的で、毛のもつれをスムーズに取ります。
痛くないどころか、「気持ちいい~」ブラシですよ。
人間用のデタングルブラシも人気だよね!
価格(スモール・ソフト):2,000円 くらい(2024/10/:Amazon)
おすすめの理由
- 特許取得の2段構造ブラシで、絡まる毛をスムーズに解きほぐす
- 皮ふに優しい特殊素材で痛くない!
サイズ | スモール/ラージ |
ピンの硬さ | パピー/ソフト/ハード |
グルーミングスプレーも使う
バチバチッという静電気が苦手なワンコには、グルーミング用スプレーを使ってくださいね。
バチバチがなくなり、しかもフワフワになりますよ!
価格(300ml):2,400円 くらい(2024/10/:Amazon)
出典:Amazon
おすすめの理由
- 汚れ・ニオイ・抜け毛を落としながら、フワフワな毛に!
- 好評価多数!
サイズ | 100ml/300ml/500ml |
まとめ:愛犬の特性に合わせたブラシ選びがおすすめ!
犬のおすすめブラシについて解説しました。
あらためて、まとめると以下のとおり。
最適なブラシ選びは、ワンコの健康維持に欠かせません。
愛犬にピッタリなブラシを手に入れて、ワンコと心地よいスキンシップを楽しみましょう!